秦野日赤と輪番制を組み、秦野伊勢原地区の広域小児救急医療を担っています。また、休日夜間診療所とも連携し、地域の中核となる二次病院のひとつとして入院患者さんを受け入れています。
アトピー性皮膚炎の治療目標は、「ステロイド外用薬やプロトピック軟膏をほとんど使わないでも周囲の人からもアトピー性皮膚炎であることが全く分からない状態」にまで完治させることです。「アトピー性皮膚炎は一生治らないのではないか」という誤解を持って、絶望のあまりアトピービジネスといわれる民間療法に走る患者さんも少なくありません。 しかし、アトピー性皮膚炎はかなり重症であっても、ステロイド外用薬やスキンケアなど適切な治療により皮膚症状がコントロールされた状態に維持されると、徐々に体質そのものが軽快し、自然寛解の期待できる疾患です。アトピー性皮膚炎のゴールは、「必ず完治する」ということにほかなりません。「スキンケアをしっかり行うことでバリア機能を補う」という治療法を実践し、ほとんどの症例が改善しています。病院のスタッフとともに創意工夫を重ねて現在の具体的な治療法を確立しました。ここ数年、当院のアトピー外来は、マスメディアに取り上げられたこともあって、現在では小児から成人まで、年間300名以上の新たな患者さんが訪れるまでに成長しました。 →アトピー性皮膚炎のページへ
近年、吸入ステロイド薬を用いた抗炎症療法が重要視されていますが、つい数年前までは、日本の小児科医は「小児の特殊性」という言葉を隠れ蓑に、その使用を制限してきたきらいがあります。当院小児科は、1985年当時から吸入ステロイド薬の導入に際しても先頭に立って他の小児医療機関をリードしてきた、全国的にみてもまれな病院小児科だと言えます。この成果が、2003年からの5歳未満のぜんそく児を対象にした吸入ステロイド薬、パルミコート吸入液の治験への参加につながりました。私たちのデータをもとに、平成18年9月に本剤が上市されました。日本における乳幼児の気管支ぜんそくの長期管理にも吸入ステロイド薬が使用できるようになったことは、当院小児科の長年の成果が実ったものだと思っています。 →ぜんそく外来のページへ
難治性てんかん、発達の遅れなど、神経疾患を対象にした外来では、慶応大学小児科・高橋孝雄教授が診療をおこなっています。 ※第1・3木曜日午前