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こんなときどうするの? 〜こどもの病気とその対応〜『ねつ』
 
『すこやか』2007年12月号に掲載
伊勢原協同病院 小児科
部長 山本 敬一
発熱は、体内に侵入してきたバイ菌やウイルスを退治する際に発生する身体の防御反応です。発熱、特に高熱により脳に障害を生じる可能性は低く、高熱でも機嫌が良く水分が摂れている時は、まず心配は要りません。
熱がでたら・・・
まずは、薄着にして体を冷やしましょう
首・わきの下・腿の付け根を冷やすことや、子供用のアイスノンを背中にあてることは効果的です。額を冷やすことは、気持ちが良いと感じますが、解熱効果は期待できません。体を毛布でくるむことは、熱が発散されず、ますます熱は上がります。 ※寒気を訴えている時は温めてあげ、寒気がなくなってから、冷やしてください。

他の症状を観察しましょう
顔色はどうか、水分は摂れているか、機嫌はどうか、尿はちゃんと出ているか、吐いたり下痢をしたりしていないか、腹痛はないか、などを観察してください。

解熱剤の使用方法
原則として38.5℃以上で使用、6〜8時間あけて
病気の勢いが強い時は、解熱剤を使っても熱が下がり切らなかったり、また、下がったとしても一時的で、解熱剤の効果が切れると熱がまた上がることがあります。熱があっても機嫌が良く水分が摂れていれば、薄着にして冷やすだけでも十分です。水分が摂れず、ぐったりしているときに、「解熱剤で一時的に熱を下げて楽にしてあげよう」といった気持ちで使ってください。
熱がなかなか下がらない、熱がまた上がったからといって解熱剤を乱用すると、低体温となり、ふらふらしたり、意識がなくなってしまったりするので危険です。

※6ヶ月未満の児には、解熱剤は使用できません。熱が下がりすぎてしまうことがあります。薄着にして冷やしてあげてください。

こんな場合は医療機関を受診しましょう
発熱に、嘔吐・けいれんなどの症状をともなう場合
熱が3日以上続く場合
生後3か月未満の赤ちゃんが急な高熱を出した場合


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