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こんなときどうするの? 〜こどもの病気とその対応〜確認しましょう予防接種』
 
『すこやか』2008年6月号に掲載
伊勢原協同病院 小児科
医員 康井 洋介
新年度も1ヶ月が過ぎ、お子さんたちは新しい環境に慣れてきたころでしょう。たのしい集団生活ですが、伝染性疾患に感染する危険性は常に潜んでいます。お子さんに予防接種を受けさせることは保護者の義務といわれています。この機会にお子さんの予防接種がきちんと済んでいるかを確認してみましょう。今回は、予防接種のお話です。
麻疹(はしか)・風疹(三日はしか)混合ワクチン
以前は、別々に接種していた麻疹、風疹ワクチンですが、2年前から両者を合わせた混合ワクチンとなりました。ところで、ここ数年、全国で麻疹の流行がみられています。我が国では2年前から、麻疹ワクチンを1歳時、および小学校入学1年前の2回、接種を推奨してきましたが、今年から5年間の予定で、小学校入学前に接種しなかったこどもが、中学1年生、または高校3年生になった時点で追加接種を行うことになりました。これにより、1995年以降に出生したこどもは、2回麻疹ワクチンを接種することになります。

3種(ジフテリア・百日咳・破傷風)混合ワクチン
最近、百日咳は大人を中心に流行が認められています。当然、大人からこどもへの感染が増加しています。特に予防接種が済んでいない新生児、乳児では百日咳感染により重症化することがあります。生後3ヶ月を過ぎたらなるべく早く接種を始めましょう。3種混合は、生後3ヶ月から90ヶ月の間に4回接種します。そして、11歳から13歳の間に2種(ジフテリア・破傷風)混合を接種して終了となります。

水痘(水ぼうそう)
集団生活で移りやすい病気の代表です。予防接種により、症状を軽減し肺炎や脳炎といった合併症を防ぐことができます。水痘の予防接種は1歳すぎから、自費での接種となりますが、是非、接種しておきたい予防接種の一つです。

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
おたふくかぜの感染により、髄膜炎や難聴を生じることがあります。予防接種により、合併症や後遺症を防ぐことが期待できます。おたふくかぜの予防接種も1歳以上で自費接種となりますが接種をお勧めいたします。

ポリオ
日本ではポリオの流行はなくなりましたが、アジアでは未だ流行が認められています。ポリオの予防接種は生後3ヶ月から90ヶ月の間に2回の接種が必要です。ポリオ接種は地域の保健所で行う集団接種で、当院では行っておりません。

BCG
現在も日本では、毎年のように結核の集団感染が認められています。BCG接種は生後3ヶ月から6ヶ月までの間に行いましょう。生後6ヶ月以降は自費接種となります。

※当院では毎週火曜日、金曜日の午後に予防接種外来を行っております。接種だけでなく今後の接種スケジュールについても専門医がお答えいたします。

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