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体外受精・胚移植(IVF-ET)
体外受精とは 方法・スケジュール 胚の冷結保存 合併症(リスク) 費用 お知らせ 当院での成績
担当 産婦人科医長:生方 良延(生殖医療指導医)
生殖補助医療胚培養士:中村 淳一
■体外受精とは?
体外受精とは、卵と精子を体外で受精させ、その受精卵(胚)を子宮に戻して妊娠を達成する不妊治療です。この治療法は卵管性不妊の治療法として開発され、1978年イギリスのエドワードとステップトーにより世界で初めての妊娠・分娩例が報告されました。日本では1983年東北大学で初の妊娠・分娩例が報告されております。その後、本法は急速に発展し現在では卵管性不妊のみならず男性因子不妊、子宮内膜症、免疫性不妊、原因不明不妊に対しても適応が拡大されております。従来の方法で妊娠不可能であった多くの不妊症の方が今では体外受精により妊娠可能となっており、難治性不妊症に対する重要な治療法として位置付けられています。当院産婦人科でも、こうした不妊症にお悩みの御夫婦に赤ちゃんが授かりますよう体外受精・胚移植法を行っております。

■体外受精が必要と思われる方は以下のような方です。(適応)
法律上のご夫婦のみが対象となります。
両側の卵管閉塞あるいは通過障害、卵管機能障害で自然妊娠が期待できない卵管性不妊症の方
   
乏精子症(精子濃度2000万/ml未満)、精子無力症(精子運動率50%未満)で薬物療法を行い、人工授精を繰り返しても妊娠しない男性因子不妊の方
   
抗精子抗体が陽性の免疫性不妊の方
   
薬物療法、手術療法を行い積極的な治療を行っても妊娠しない子宮内膜症の方
   
あらゆる治療を行っても妊娠しない原因不明不妊の方

■体外受精の概要
体外受精の概要は、まず排卵誘発剤の注射を受けていただき(卵巣刺激)、卵がもっとも成熟した日に採卵術を行います。採れた卵は細心の注意のもとにご主人の精子と体外で受精させます。体外受精した卵は2〜3日間大切に体外で培養し発育させます。採卵後2日目(時に3日目)に受精卵(胚)を子宮内にもどします。子宮内に受精卵(胚)をもどした後は黄体ホルモンを注射します。

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