| ■体外受精の方法・スケジュール |
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体外受精の申し込みをして頂いた後、体外受精に必要な検査(子宮腔長計測・超音波検査・ホルモン検査・抗精子抗体検査・精液検査など)を行います。 |
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体外受精学級を受講してください。体外受精の詳しい説明・リスクの説明をいたしますので、ご夫婦で必ず受講をお願いいたします。 |
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体外受精を予約した周期の直前の周期の低温期に全身状態を確認するために術前検査(採血検査・心電図検査・胸部レントゲン検査)を行います。 |
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【卵巣刺激法】
体外受精では採卵に先行して卵巣刺激による卵胞発育の促進を行うのが一般的です。これは複数個の成熟卵を採取して、胚移植可能な良好胚を得る確率を高めるためです。術前検査で特に異常がなければ、体外受精を予約した周期の直前の周期の高温期4日目より毎日鼻に点鼻薬(GnRHアゴニスト)をスプレーします。使用説明書がありますので必ずご覧ください。このお薬は月経が開始し排卵誘発剤の注射が開始された後も継続していただき、採卵手術2日前の夜にhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)を注射するまで使用します。このお薬を使用する目的は脳下垂体よりの内因性性線刺激ホルモンの分泌を抑制し、卵胞発育が未熟な段階でのLHサージが起こらないようにするためで大変重要です。
月経が来ましたら連絡の上、原則的に第3日目に来院していただき卵胞ホルモン(E2)を測定し排卵誘発剤の注射開始日を決めます。
注射開始日より複数の卵の発育を促すために排卵誘発剤の注射を毎日受けます。注射はhMG製剤(ヒト閉経期性腺刺激ホルモン)あるいはFSH製剤(卵胞刺激ホルモン)を用います。注射が始まりましたら、日曜祝日を問わず毎日病院に通って頂きます。卵胞発育の状態をみるために、必要に応じて卵胞ホルモン(E2)を測定ための採血、超音波検査を受けます。なお、基礎体温表を忘れずにお持ちください。
超音波検査・卵胞ホルモン(E2)の結果にて卵胞成熟が確認されましたら、採卵手術の日を決定します。体外受精同意書に署名捺印して頂きます。
また70mlの特殊採血(卵や精子を培養する培養液に添加する血清を作るため)があります。麻酔科医師の術前診・看護師によるオリエンテーションも行います。採卵手術の36時間前(通常、採卵手術2日前の夜)にhCGの注射を行い、卵の最終的な成熟を促します。この注射は大変重要ですので時間厳守でお願いいたします。
【採卵手術】
採卵手術は手術室で行います。手術当日は日帰り手術センターに8時30分に、ご主人とともにお出でください。時間厳守でお願いいたします。手術室入室後、麻酔科医師により全身麻酔が行われます。
採卵手術は経腟超音波プローブを腟内に挿入し卵胞を超音波断層画面で見ながら腟より卵胞を穿刺し卵胞液とともに卵を吸引・採取して行います。卵は採取した液の中から顕微鏡下に見つけます。
御主人は待合室にてお待ちいただき、手術終了後採卵数を説明いたします。また適時採精の案内をいたします。
手術後は点滴を行いながら全身状態の観察を行い、経過に特に問題がなければ午後3−4時に退院可能です。退院後は抗生剤のお薬を5日間服用していただきます。なお、異常が見られた場合、入院管理させていただくこともあります。
【媒精・胚培養】
卵胞液の中から得られた卵は培養器中で前培養を行います。採精していただいた精液を適切に処理し運動良好な精子を回収します。運動良好精子を適切な濃度になるように調製し、細心の注意のもとに卵の入っている培養液の中に注入します。これを媒精といいます。媒精された卵は1〜3日間大切に体外で培養し、発育させます。
【胚移植】
採卵後2日目(時に1日目、3日目)に正常発育胚を子宮頚管を経て子宮内腔に移植します。胚移植は産婦人科病棟(3F病棟)で行いますので8時45分に来院してください。受精・胚発育状況を説明させていただきます。
移植胚数を増やせば妊娠率は増加しますが、多胎妊娠の頻度も上昇します。母児に多くの問題を引き起こす多胎妊娠をできる限り防ぐため日本産科婦人科学会では、移植胚数を原則として3個以下とすることを会告で求めています。移植後は黄体ホルモンの注射を行い、2時間安静の後に帰宅していただきます。
【黄体期補助・妊娠判定】
移植後は胚の着床を促進させるために毎日黄体ホルモンの注射を受けて頂きます。採卵後10日目と14日目に採血検査(血中hCG値測定)を行い、妊娠しているかを診断します。なお、この時期は卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の発症が起こる可能性がありますので、後述する症状に注意していてください。 |