小児科

診療案内

伊勢原協同病院小児科は地域中核総合病院として皆さまが安心して小児医療を受けられるように以下のことを心掛けて診療にあたっています

 

  1. 地域中核総合病院として「標準的かつ的確な診療」をおこないます。
  2. 子どもたちやご家族に病状、診断、お薬、日常のケアについてわかりやすくご説明します。
  3. より専門的な診察・治療が必要と判断される場合には、すみやかに東海大学病院や県立こども医療センターなどの高次専門機関へご紹介します。
  4. 近隣開業医や東海大学病院との連携を積極的に推進し、切れ目ない小児医療を提供します。

外来診療

一般小児科診療から専門診療まで幅広く対応しています
午前中は2~3人の小児科医が発熱などの急な病気の患者さんを中心に一般小児科診療を行っています。子どもたちは、発熱、咳嗽、嘔吐、下痢などの症状を呈し受診することが多いです。受診までの経過がわかるように経過表などを持参されると的確な診療を受けることができます。また、経過が長く検査などが必要になる場合には、早い時間帯での受診をおすすめしています。


午後は新生児健診、予防接種、専門性の高い疾患の診療にあたっています
当院で出生された子どもたちは生後1カ月時に新生児健診を受けます。しっかりと成長・発達していることを確認し、今後の予防接種の計画をたて、健やかな成長を見守るお手伝いをしています。また、専門性の高い疾患の診療に関しては十分な診療時間を確保し、患者さんやご家族が疾患や治療について十分に理解、納得できるように心がけています。


予防接種外来は毎週月曜日、木曜日の午後に完全予約制で行っています
最近は予防接種の種類や回数も増加し、多いときには一度に4~5種類の接種が必要になる時期があります。適切に接種が行えるように完全予約制とし、安心して予防接種が受けられる体制作りを心がけています。

入院診療

全ての小児科医でチーム医療を行っています
小児病棟には急性肺炎、急性胃腸炎、脱水症、気管支喘息などの主に急性疾患の子どもたちが入院生活を送っています。一般小児20床、個室6床(感染隔離室を含む)で、病気や感染症の種類などにより適切な病室を使用しています。また、ご家族の付き添い希望にも対応しています(*)。病状が安定している子どもたちは小児病棟内のプレールームで遊び、また保育士も常駐しておりベッドサイドでも保育も積極的に行っています。
*病気の種類や病室の関係で必ずしもご希望に添えないこともあります。


新生児室には早産、低出生体重児、黄疸などの治療が必要な子どもたちが入院しています。出生週数や病気の重症度により、NICU(新生児集中治療室)を有する東海大学病院や近隣小児基幹病院への転院をお願いすることもあります。病状が落ち着きましたらバックトランスファー(伊勢原協同病院へ再度転院すること)も積極的にすすめています。

夜間小児救急医療

病状に応じた適切な医療機関への受診をお願いします
2019年4月から秦野市、伊勢原市の夜間小児救急医療体制が一部変更になりました。伊勢原協同病院小児科は全ての夜間小児二次救急医療を担当しています。秦野市、伊勢原市の小児救急医療は、1次救急:秦野市休日夜間急患診療所、伊勢原市休日夜間急患診療所、2次救急:伊勢原協同病院、3次救急:東海大学医学部付属病院と小児救急医療体制が整っております。発熱、せき、嘔吐などの初期症状では、まず居住地の休日夜間急患診療所への受診をおすすめします。検査や治療が必要な際には2次あるいは3次救急医療機関へすみやかにご紹介いたします。


秦野市休日夜間急患診療所           0463-81-5019

伊勢原市休日夜間急患診療所        0463-93-5019

病診連携

症例検討会などを開催し、地域での小児医療体制の充実に取り組んでいます。
近隣開業の先生と常に情報を交換し、お互いに顔が見えるような連携を目指し、地域全体でシームレスな小児医療サービスが提供できるように努めています。