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各診療科外来、救急・処置室、化学療法センターで構成されており、2フロア、13セクションに分かれて、総勢60人を超えるスタッフが業務に従事しています。子育て中や子育てがひと段落して再就職したスタッフ、定年後再雇用スタッフ等も多く、多様な勤務形態で働いています。
一日800～1,000人が受診し、救急車も連なって来院する等、目が回るほど忙しいときもありますが、各診療科の協力体制や、他部門とのスムーズな連携、看護スタッフ間のコミュニケーションの良さで、患者さんが安心して診療を受けられるよう努めています。
検査では放射線科と内視鏡センターの業務を行っており、放射線科では血管内治療（IVR）や各種造影検査を、内視鏡センターでは上部・下部消化管内視鏡や気管支鏡などを受けられる患者さんの看護を行っています。スタッフは20人程で20代から50代までの幅広い年齢層で、各自が自己の持ち味を発揮しています。また、医師だけでなく放射線技師、臨床工学技師と業務調整し、患者さんの安全・安楽に配慮したチ－ム医療に努めています。初めてお会いする患者さんも多いため、明るくさわやかな笑顔と挨拶を大切にしています。
平成26年の移転新築を機に、院内独立型の緩和ケア病棟が設立されました。がん患者さんの苦痛など症状の緩和やご家族へのケアに、チーム一丸となって取り組んでいます。そして、症状緩和だけでなく、患者さんが「その人らしく」過ごせ、ご家族が穏やかに看取りを迎えられるように、患者さんやご家族に寄り添い、やさしく丁寧な看護を心掛けています。
毎月行っている季節のイベントや、週1回のティーサービス、患者さんの誕生日のお祝い等緩和ケア病棟ならではの催しも充実させ、患者さんやご家族が笑顔になれる時間を大切にしています。
ICUは、手術後や循環器疾患、人工呼吸器を使用している患者さんなど、循環動態や全身状態が不安定なために集中した管理が必要な患者さんが入室します。一日も早く回復できるように医師やコメディカルと連携し、クリティカルな看護提供を行っています。専門かつ高度な医療が施される部署なので、緊迫した状況であっても落ち着いて対応できるよう、日ごろから知識、判断力、スキルの向上に努めています。緊張感やプレッシャーは、強い団結力と日々の意見交換で払拭し、皆で協力しながら看護実践を行っています。
手術室は部屋が6室あり、年間約4,000件の手術を行っています。スタッフは20代から30代が多く、明るく活気ある職場です。24時間356日緊急手術を受け入れ、地域住民の皆さんが安心して医療が受けられる体制を取っています。
私たちは「安心・安全な手術環境の提供」に取り組んでいます。手術前に病棟を訪問し、手術の説明をしたり患者さんの不安を聴いたり、少しでも安心して手術を受けていただくよう、患者さんに寄り添った看護を大切にしています。
血液浄化センターは、26床の明るく広々とした空間で、外来維持透析患者さん、透析導入目的やシャント造設・トラブル等で入院した患者さんを受け入れています。安全・安楽に透析治療が受けられるように援助し、フットケアにも力を入れています。
看護スタッフは少人数ですが、その分チームワークが良く、風通しの良い職場です。また、多職種のスタッフとの連携も良く、定期的にカンファレンスを行い、生涯にわたって治療を受ける患者さんが服薬や食事等の自己管理をしながら、より充実した日常生活を送れるようにサポートしています。
4西病棟は、主に小児科疾患をはじめ、整形外科、耳鼻咽喉科、外科疾患等の15歳未満の患者さんが入院している小児病棟です。
子どもが大好きな若いスタッフが多く、子どもの気持ちに寄り添った声かけや援助を行っています。主に成長・発達途中である子ども達であるため、出来るだけ寂しい思いをさせないように関りながら、安全第一を心がけた看護を提供しています。
4東病棟は産婦人科・外科・整形外科の女性混合病棟です。産科では、安心して出産が迎えられ育児が出来るように、妊娠中から保健指導を行なっています。出産後は、授乳や育児指導に加え乳房ケアを行い、退院後も外来でフォローしています。新生児は、小児科医師と連携しケアを行なっています。
婦人科や乳腺外科では女性疾患の検査や治療、整形外科では人工関節手術を行なう患者さんが入院します。苦痛が軽減できるように多部門と連携を図り、不安や心配に寄り添って安心して治療に向き合えるように、きめ細かなサポートを心がけています。
5西病棟は筋・骨格（一般的には整形外科病棟と呼ばれている）病棟です。急性期・周手術期の患者さんが多く、老若男女問わず、さまざまな方が入院されています。病棟の特徴としては、患者さんの回復過程が目に見えて分かることで、やりがいや仕事の達成感を感じることができます。また、アットホームな雰囲気で、とても話しやすい職場です。5西病棟スタッフ一同、病院の使命である地域完結の医療を目指して、患者さん一人ひとりに合わせた看護を提供しています。
回復期リハビリテーション病棟は、ADLやIADL、復職に向けてリハビリを行う病棟です。患者さんの願いが叶い自立できるように、患者さんの力を信じて「見守る看護」を大切にしています。病棟では、楽しみながら訓練ができるようにアイデアを出し合い、レクリエーションなども実施しながら、身体機能の向上を目指した関わりを積極的に行なっています。訓練は「笑いあり」「涙あり」ですが、ベテランから新人まで多彩な経験を持った看護師が協力しながら看護しています。
6西病棟は外科病棟で、消化器外科・泌尿器科・耳鼻咽喉科を主とした周手術期看護を含む急性期看護に取り組んでいます。精神面でのケアを大切にしながら、安全でスムーズな術後早期離床の促進と、異常の早期発見や合併症の予防に努めています。また、術後のケアの質が患者さんの生活の質に影響するため、毎日カンファレンスを行い、情報を共有したり改善策を出し合ったりしています。
明るく活気ある病棟で、退院支援・化学療法・緩和ケアについても多職種と連携しながら、より良い看護が提供できるよう頑張っています。
6東は消化器内科と消化器外科の病棟です。内視鏡による検査や治療が多くその範囲は上・下部消化管から肝臓・胆嚢・胆管・膵臓と多様です。消化器の早期がんに対する内視鏡的治療や、肝臓がんに対するラジオ波焼灼療法、肝生検、肝動脈塞栓術などを学ぶ機会も多くあります。スタッフは若く、とても活気ある病棟なので、緊急の入院や検査にも機敏に対応しています。症状の変化を見逃さず、苦痛の出現時には迅速な対応が出来るようチームワークを強化し頑張っています。一人ひとりの患者さんが安心して治療が受けられるように、優しさと思いやりのある看護を心がけています。
７西病棟は、内科病棟です。主に、循環器・呼吸器・神経内科・腎臓内科・総合内科の疾患の患者さんが入院しています。当病棟に入院される患者さんは、疾患の特徴から、摂食機能が低下している患者さんも多くいらっしゃるため、摂食嚥下訓練担当看護師と協力し、摂食機能療法にも力を入れています。疾患は難しく、学習量も決して少ないとは言えませんが、その分、どこに行っても通用する看護師に成長できるチャンスがある病棟だと思っています。若いスタッフが多いため、明るく、和気あいあいとした雰囲気の中、みんなでがんばっています。
7東病棟は血液疾患、糖尿病、眼科を主とした一般内科です。血液疾患の患者さんには、副作用の症状に注意しながら化学療法や輸血の治療を行っています。糖尿病の患者さんには、インスリンや血糖測定の方法について指導を行い、自宅でも継続出来るように関わっています。眼科の患者さんには、手術前日から関わり、退院に向け点眼が自己管理出来るように指導しています。さまざまな疾患の患者さんが入院してきますが、笑顔あふれ、若々しく、活気あるスタッフが、一人ひとりの患者さんに優しく、丁寧に接することを大切にしている病棟です。
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