特殊・専門診療について
がん相談外来(各診療科)
がん患者さんやご家族が安心して医療が受けられるよう、治療に伴う生活上の問題あるいは心配事などについて、がん領域の専門・認定看護師がご相談をお受けし、支援しています。
ドック精密検査外来(内科)
人間ドックや各種健診の結果報告で「要精密検査」「要再検査」や、「治療が必要」とされた方々には『精密検査外来』を受診されることをお勧めします。病院へ予約してからの受診となります。
睡眠時無呼吸症候群(耳鼻咽喉科・呼吸器内科)
睡眠時無呼吸症候群とは、気道の閉塞などの原因で、睡眠中に何回も呼吸が止まる状態(無呼吸)を繰り返す病気です。いびき、起床時の頭痛、日中の眠気、倦怠感などの症状がある他、高血圧や脳卒中などの循環器疾患、糖尿病などの合併症を引き起こすこともあります。
HOT相談外来(呼吸器内科)
呼吸器疾患を患っている方や在宅酸素療法を受けている方が安全に医療機器を使用し、安心して療養できるよう支援を行っています。
不安や心配等のご相談を慢性呼吸器の認定看護師がお受けします。
頭痛外来(神経内科)
当院では問診・診察を行い、必要に応じてCT・MRIなどの画像検査で頭痛の鑑別診断・治療を行います。頭痛は、時に重大な病気が隠れていることがあります。市販薬で治らない頭痛は一度受診することをお勧めします。
もの忘れ外来(神経内科)
日々の生活の中で「もの忘れ」を自覚する人はたくさんいると思います。しかし、単なるもの忘れだけでは認知症ではありません。年齢相応のもの忘れは、「記憶の流れの一部」を忘れるだけですが、病的なもの忘れは「記憶の流れの全体」を忘れてしまうのが特徴です。
胃・大腸内視鏡検査(外科)
当科における上部消化管内視鏡検査はご希望の方は鎮静剤を用いた方法を取り入れており、少しでも楽に検査を受けて頂けるよう取り組んでいます。また、検査には迅速な検査日の設定にも努めています。
咽頭の反射が強く口から内視鏡を挿入することが苦手な患者さんの場合は、鼻から内視鏡を挿入する方法(経鼻内視鏡検査)も行っています。
ストーマ外来(外科)
ストーマとは消化管や尿路を体外に誘導・造設した開放孔のことで、人工肛門・人工膀胱のことです。手術によってストーマが造設された患者さんは、排泄経路の変更に加え、術後の痛みや、これからの治療などたくさんの不安を抱えています。そのような中でストーマの管理方法を覚えていかなくてはなりません。私たちは患者さんや家族の方が出来ることを共に考え、最適なケアにより日常生活が送れるように支援していきます。
骨粗鬆症外来(整形外科)
骨粗鬆症とは、「骨を壊す」機能が「骨を作る」機能よりも大きく上回ってしまうことです。そしてそれが原因でちょっとした事であちこちに骨折してしまい、著しく生活の質が落ちてしまった…そんな経験をされる高齢者が増える一方で、その予防と治療は極めて重要です。
側弯症外来(整形外科)
脊柱側弯症は、思春期の女児に多く発症する背骨が曲がる疾患です。思春期脊柱側弯症の治療として、装具療法と手術療法があります。また、最近は高齢者の脊柱後側弯変形も治療しています。
胸郭出口症候群(TOS)外来(整形外科)
胸郭出口症候群とは、片側の頚部から肩のあたりで、腕に行く神経や血管が腕を挙げる時に圧迫されてしびれや痛みを生じる病態です。症状は、頚部から肩、肩甲骨部の痛み、上肢のしびれ、だるさ、脱力感、うっ血など多彩です。上肢を酷使する職業や、スポーツ、外傷、なで肩の体形などが原因で発症します。
不妊外来(産婦人科)
不妊外来では基本的な検査を行っています。
妊娠しにくい原因、年齢、治療歴などをふまえ、患者様のご意向に沿って方針を決めています。
当院ではタイミング指導、人工授精(AIH)を行っています。
より負担の少ない方法から開始し、妊娠結果が得られない場合にはステップアップをしていきます。
それぞれの治療の回数は6~7回が目安と考えられていますが、年齢やご希望を考慮し、治療回数を短縮してステップアップすることもあります。
ART(生殖補助医療)治療が必要な方は連携施設にご紹介いたします。
前立腺肥大のレーザー治療(泌尿器科)
前立腺肥大症は男性特有の病気で、年齢が高くなるにつれて増えてくることがわかっています。前立腺は膀胱のすぐ下にあり、ちょうどクルミほどの大きさで、内部を尿道が通っている器官です。この前立腺が年齢とともに肥大することにより、尿道が圧迫されて排尿障害をもたらします。