外科

上部・下部消化管内視鏡検査と治療

当科における上部消化管内視鏡検査(胃・食道・十二指腸)は原則、鎮静剤を用いて、楽に検査を受けて頂くことが可能です。ご紹介頂いた患者さんには迅速な検査日を設定しております。
また、咽頭の反射が強く口から内視鏡を挿入することが苦手な患者さんの場合は、鼻から細い内視鏡を挿入する方法(経鼻内視鏡検査)も行っています。

大腸内視鏡検査も、原則、鎮静剤を用います。主に細径内視鏡(PCF)で軸保持検査を行うため強い痛みは感じないで検査を受けて頂くことが可能です。特に、癒着の強く以前の内視鏡検査でつらい思いをされた方には、さらに細い内視鏡、極細径大腸内視鏡(PQ)を使用しています。多くのご紹介を頂いております。


検査中はおなかを膨らますことが必要ですが,検査後の腹部膨満・嘔気の原因にもなります.当院では空気の180倍の速度で消失する炭酸ガスを使用しており検査後の腹部膨満も早期に改善し楽に検査を受けて頂くことが可能です。

 

より詳細な早期癌診断が可能であるNBI(Narrow Band Imaging)・色素拡大内視鏡検査を当院では導入しており、日本消化器内視鏡学会指導医・専門医が中心に検査を行います。