地域医療連携
地域医療連携について
当院では地域のクリニックと連携し、それぞれの役割に応じた質の高い、そして効率の良い医療提供を考えています。役割とは、まず、日ごろの治療健康管理を担うのがクリニック『かかりつけ医』、そして、専門的な検査や入院治療をご提供するのが当院『専門医』です。
紹介患者さん送迎サービス

当院は、地域の先生方との医療機器の共同利用を進めています。クリニックでは行うことのできないCTやMRIといった検査が必要な患者さんには、当院の設備を利用して検査を実施していただいています。しかし、なかには車いすをご利用の方や高齢者など、当院にお越しいただくことが困難な方も少なくありません。このような方々のために、送迎サービスを実施しています。この車輌は電動リフト付で、お体の不自由な方や高齢者にも安心してご利用いただけます。当院は、地域の皆さまが安心して治療を受けることができるよう、医師の先生方との連携強化に努めています。
在宅X線撮影

平成13年より、秦野伊勢原医師会の要請と伊勢原市の支援のもと、在宅支援事業として、在宅X線撮影業務を開始しました。ご自宅で寝たきりの患者さん、身体の不自由な患者さんのレントゲン撮影を、開業医の先生方の要請があれば、各ご家庭にうかがって、胸部撮影・腹部撮影・骨の撮影などを行っています。患者さんの希望日に伺い、ベッドの上でも、椅子に腰かけられても、X線撮影ができます。
各家庭の100Vコンセントがあれば、簡単に撮影が可能です。準備に5分、撮影に1分、後片づけに5分で済みます。携帯型X線撮影装置は一式で50kg弱と非常に軽量で、手軽に持ち運びができます。撮影の際は、患者さんから2m以上距離をとれば、ご家族の方への被曝の心配はほとんどありません。