整形外科
側弯症外来
■担当医
鎌田 修博
■診療日
第4火曜日 午後(紹介予約制(予約・紹介状をお持ちの方))
※祝日、年末・年始は休診となります
鎌田 修博
■診療日
第4火曜日 午後(紹介予約制(予約・紹介状をお持ちの方))
※祝日、年末・年始は休診となります
■受診について
お近くのクリニックの先生からの紹介状をお持ちのうえ、当院地域医療連携室までご連絡ください。
電話番号:0463-94-2111(代表)
月曜~金曜8:30~17:00 土曜8:30~12:30(祝日・第1・3・5土曜除く)
脊柱側弯症は、思春期の女児に多く発症する背骨が曲がる疾患です。
思春期脊柱側弯症の治療として、装具療法と手術療法があります。
装具療法は主に25度から40度の側弯症に対して、側弯の進行予防を目的として行っております。成長終了時に側弯を30度以下にコントロールできた場合、成人期以降に側弯が進行することは少ないことが側弯症の自然経過により指摘されております。したがって、側弯を30度以下にコントロールすることを目標として、徹底した装具の調整、装具装着の指導を行う治療法です。
40度以上の進行した側弯症に対しては夏休みや冬休み期間を利用して手術療法を行います。手術療法では椎弓根スクリューを主なアンカーとした手術法により、良好な矯正効果が得られております。入院期間は2~3週間程度、術後装具は必要なく、患者さんの負担も軽減されます。
最近は高齢者の脊柱後側弯変形も治療しています。高齢化に伴い、お元気なお年寄りが増え、腰が曲がって歩きにくい、お腹が圧迫されて食事が取りにくい、胸やけがする、ゲップが多くなったなどの症状を訴える方が増えています。このような患者さんにも現在は良い手術法が開発されて、安全に腰をまっすぐにすることが可能となりました。
これらの症状でお困りの方は是非一度側弯症外来を受診することをお勧めいたします。