放射線科

診療案内

診療案内

1.診療方針
2023年4月より放射線科の常勤医師4名体制となりました。現在、画像診断を中心として診療を行っています。 その内訳は、CT検査、MRI検査、RI検査、マンモグラフィーおよび血管造影などの診断に加え、血管造影の技術を利用した、血管拡張術、動脈塞栓術、血栓溶解術などの治療も行っています。

当院の患者さんのみならず、より広い範囲で地域医療に貢献するため、周辺診療施設からの検査依頼にも迅速に対応するよう心がけています。2014年8月の新築移転に伴い画像診断機器も一新し、64列MDCT装置2台、16列MDCTとSPECTのハイブリッドであるSPECT/CT装置1台、3テスラMRI装置1台、1.5テスラMRI装置1台という、充実した画像診断機器を駆使して、場合によっては依頼当日の検査・結果報告も行っています。今後もさらにこれを積極的に進めていきたいと考えています。

なお、3.0テスラMRI装置は、音の静かなサイレント機能のついた最新型です。 2011年度からは、伊勢原市の乳癌検診のマンモグラフィーも放射線科で読影を行うようになりました。予約枠を拡大した結果、検査件数も増加しています。今まで市外の施設に行かれていた方も当院を容易に受診できる体制を作ることができました。

今後も伊勢原市の検診事業には積極的に参加していく所存です。 常勤医の中にはマンモグラフィー読影認定医も在籍しているため、迅速に結果を報告することが可能となりました。


2.検査機器

MRI
GE社製 3テスラ Discovery MR750w
GE社製1.5テスラ Optima MR360 Advance

CT
Revolution Ascend
Revolution HD 

RI
SIEMENS社製 SPECT/CT(16列) Symbia T16

血管造影
SIEMENS社製多目的血管撮影装置 Artis Zee BA

デジタルマンモグラフィー装置
HOLOGIC Selenia Dimensions


3.学会活動

放射線科医師の発表のみならず、放射線室診療放射線技師の発表も積極的に支援してきました。診療放射線技師はほぼ全員が1回以上学会発表を経験しています。今後も関連学会への発表を毎年コンスタントに続けていきたいと考えています。

 

 


診療実績(2022年度)

2022年4月1日から2023年3月31日までに、読影・施術した症例数は以下の通りです。
()内は外部医療施設からの依頼検査数とその比率です。

①CT検査  13,953(1,023 、7.3%)件

②MRI検査  6,616(1,342、20.3%)件

③RI検査    911(217、23.8%)件

④血管造影検査  24件