栄養室
栄養とくとく話
2023年1月広報誌掲載
“○○ゼロ”や“○○オフ”などの食品表示を正しく理解できていますか?
近年は多くの食品パッケージで“○○ゼロ”や“○○オフ”など特定の栄養素が強調された表示を目にしますが、
その意味を正しく理解し購入できていますか?
食品表示法では強調表示について、
特定の栄養素を①含まない旨、②低い旨、③低減された旨の3つに大別しています。

近年は多くの食品パッケージで“○○ゼロ”や“○○オフ”など特定の栄養素が強調された表示を目にしますが、
その意味を正しく理解し購入できていますか?
食品表示法では強調表示について、
特定の栄養素を①含まない旨、②低い旨、③低減された旨の3つに大別しています。
表を見ると、たとえ0kcalであっても正真正銘の0kcalではないことがわかります。
また、100mlあたりの基準であるためカロリーゼロの飲料水をペットボトル1本(500ml)飲むと、
砂糖小さじ2杯分のカロリー(約24kcal)を摂ってしまう可能性があります。
よって、これらの表示があっても多量に摂取すれば、結果としてエネルギー摂取量が増えることになります。
“○○ゼロ”や“○○オフ”といった食品に頼り過ぎず、食事全体のバランスや量を考えることが大切です。
また、100mlあたりの基準であるためカロリーゼロの飲料水をペットボトル1本(500ml)飲むと、
砂糖小さじ2杯分のカロリー(約24kcal)を摂ってしまう可能性があります。
よって、これらの表示があっても多量に摂取すれば、結果としてエネルギー摂取量が増えることになります。
“○○ゼロ”や“○○オフ”といった食品に頼り過ぎず、食事全体のバランスや量を考えることが大切です。
2022年11月広報誌掲載
骨粗鬆症の予防にはカルシウムの他にビタミンDも一緒に食べましょう!
骨を構成する成分のうち、カルシウムは重要なミネラルです。
骨を構成する成分のうち、カルシウムは重要なミネラルです。
しかしカルシウムにも体に吸収しやすい乳製品からそこまで吸収率がやや劣る野菜・海藻類とあり、
日本人は不足しがちになっています。
そこでビタミンDと一緒に食べることでカルシウムの吸収率を上げましょう。
ビタミンDを増やすには・・・
① 食品から・・・鮭やうなぎなどの魚類、きのこ類に多い
② 日光から・・・紫外線が皮膚に当たることでも産生される。
(目安→夏の昼間:約5分以上、冬の昼間:約20分以上)
※5.5μg分のビタミンD
1日あたりのビタミンDの目安量は『8.5μg』(例:食品から3μg+日光5.5μg)

日本人は不足しがちになっています。
そこでビタミンDと一緒に食べることでカルシウムの吸収率を上げましょう。
ビタミンDを増やすには・・・
① 食品から・・・鮭やうなぎなどの魚類、きのこ類に多い
② 日光から・・・紫外線が皮膚に当たることでも産生される。
(目安→夏の昼間:約5分以上、冬の昼間:約20分以上)
※5.5μg分のビタミンD
1日あたりのビタミンDの目安量は『8.5μg』(例:食品から3μg+日光5.5μg)
~時間栄養学で体内時計を整える~
近年、私たちの体には体内時計が備わっており、食事や生活リズムによって体内時計が動くことが分かりました。今回は、「いつ」食べたら良いかという時間の概念を取り入れた「時間栄養学」をご紹介します。